フィレンツェの名物と言って外せないのはやっぱりTボーンステーキではないでしょうか。
どうしてもパスタ、ピッツァになりがちなイタリアの食事において貴重な熟成ステーキがフィレンツェで食べることができます。

今回ご紹介するのはフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩で行けるトラットリア ラ・グラテッラ( Trattoria La Gratella )。
雰囲気の良いこじんまりとしたトラットリアです。
基本的に英語が通じますので、食事用の英語ができれば全く問題なしです。

Tボーンステーキが焼けるまでにある程度時間がかかりますので、まずはアペレティーボ(食前酒)で喉を潤しましょう。
アペロールという柑橘系のリキュールにスプマンテ(スパークリングワイン)が入った飲み物です。色も鮮やかでスッキリした味わいです。カンパリほどの苦味はないので非常に飲みやすいです。

ステーキが骨も含めて1kgぐらいあるので付けあわせでこちらはナスのグリル。ちょっとマリネしてあって箸休めには持ってこい！お好みでオリーブオイルや塩でいただきます。
もちろん前菜やパスタなどメニューはいろいろあるので、前菜からスタートも良いでしょう。

そして運ばれてきた熟成Tボーンステーキがどど〜ん！
お肉はオスかメスが選べて、これはメスで55ユーロ。意外に2人でペロリと食べられます。
ロースもフィレもちょ〜柔らかで美味しいです。塩だけで十分美味しいのですが、オリーブオイルをちょっとつけてもいいですね。骨のまわりもちょ〜柔らかなので残さずむさぼり食いましょう。
ステーキは炭火の上に乗っていてこれが焼けない保温程度の絶妙な火加減なんです。なので、ほんのり温かい状態がキープされるという掲載されつくされた料理です。

やっぱりステーキには赤ワインでしょう。ってことでハウスワインの赤をカラフェでオーダー。
イタリアのワインはハウスワインでも十分美味しいです。

食後はやっぱりティラミスですね。ティラミスはだいたいどのレストランにもあって人気です。
ここのティラミスも非常に美味しいです。濃厚クリームにチョコチップが乗ったティラミスは食後に最適！

フィレンツェに行ったらトラットリア グラテッラのビステッカがちょ〜オススメです。